2017/04/24
定年退職後の生活は退職金の他に年金などで賄うのが一般的です。
北海道銀行でもそんな老後のセカンドライフを充実させるための様々な個人年金保険が提供されています。ではそれぞれどんな特徴があるのでしょうか?簡単にご紹介します。
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目次
定額年金保険
定額年金保険は将来の年金原資が確定もしくは最低保障されている保険です。
払込された保険料を生命保険会社の定める一定利率で運用します。保険料の支払いは一時払いとなるためご契約時に一括で支払う必要があり、万が一に被保険者が亡くなった場合には死亡給付金が支払われます。
また、扱われる保険の中には円建定額年金保険の他に外貨建定額年金保険もあり、北海道銀行で扱われているものにもあります。
メットライフ生命定額個人年金保険三大陸
メットライフ生命が扱う保険で、一括で支払った保険料が米ドル、ユーロ、豪ドル、円のいずれかで運用されるのが特徴です。
円であれば国内なので特に変動はありませんが、外貨で運用された場合には、状況によっては年金をもらう時に円換算になると、円で運用したばあいよりも下回る可能性があります。
逆に高くなる場合も有るので利用する場合には円安円高の状況をよく見ておく必要があります。
第一フロンティア生命プレミアストーリー
第一生命グループが運営しているもので、基本的な仕組みはメットライフ生命のものと同じ外貨、もしくは円で払込を行うものです。
ただしこちらはユーロが無く、米ドルと豪ドルで運用されます。受取は一年後から指定口座に振り込むことも可能で、万が一の場合にでも指定されたご家族にお渡しすることも可能です。
平準払定額年金保険
平準払定額年金保険は定額年金同様に一定の利率で運用され、将来の年金原資が確定か最低保障されているものです。
定額年金との違いは保険料の支払いが月払いもしくは年払いになっている点です。
その為死亡給付額もご契約日から時間が経つほどに大きくなっていきます。北海道銀行では以下の2つが提供されています。
明治安田生命個人年金保険虹色きっぷ
明治安田生命によって運用される保険です。
月1万円から12万円の保険料で運用され、受取方法も年金として受け取るか一括で受け取るかを選べます。
払込期間も10年から40年という期間で設定ができ、受取額も契約日に確定しますので払込期間を長めに設定して老後の年金にしたり、10年ほどにしておいて子供の進学費として貯めてみたりと言った運用も可能です。
三井生命ステイゴールド
三井生命の運用する保険です。こちらの特徴は毎回円で払う保険料を外国債で運用する外貨建個人年金保険となっています。
使用される通貨は豪ドルもしくは米ドルになっています。
場合によっては為替の影響を受けますが、そういったリスクが発生した場合には保険料の払いの停止や年金開始日の繰下げなどの対応もとれます。また年金受取時には円で受け取ることも可能で、一括も選べます。
変額年金保険
これまでの年金保険と違って払い込んだ保険料を投資信託や株式などで運用することでその運用実績に応じた年金を受け取ることができます。
そのため、最終的な年金額が変動することもあります。保険料は一括払いとなっており、死亡給付金も運用実績が悪くても払込時の金額を最低保障する仕組みになっているのが一般的です。
第一フロンティア生命プレミアジャンプ2
第一生命の運用する保険で、ご契約時に払込保険料が定額部分と変動部分に分かれるのが特徴となっています。
変動部分は市場の動きに合わせて収益の獲得を行い、定額部分は契約時に適用される利率で確実に増やすことを目指します。
最終的には定額部分で最初に払った保険料と同じ金額になるので変動部分で何かあってもマイナスになることはありません。
なお、こちらは外貨による運用となっており、運用期間10年で豪ドルか米ドル、5年で豪ドルかNZドルのどれかで運用することになります。
日本生命保険相互会社デュアルドリーム
日本生命が運用する保険で基本的には先程紹介した第一フロンティア生命の保険と同じ運用方法の変動部分と定額部分がありますが、こちらの大きな違いは最初に米ドル、豪ドルのどちらかで運用しておいて運用した資金が契約時に決めた目標金額に到達した場合そこから定額円建年金保険へと自動運用される点です。
万が一、運用資金が為替の関係でマイナスなるリスクを減らしてくれます。このあたりの判断も専門家である日本生命が判断してくれるので安心です。
生命保険の運用は一気に払うか、コツコツ貯めるか、増やしながら貯めるかと言った運用方法に米ドルや豪ドル、ユーロ、円といった違いも出てきます。
特に為替レートの変動次第ではプラスになったりマイナスになったりする保険もありますので、より詳しく今後の計画を立てたいという人は北海道銀行で詳しく、お話を聞いてみるといいでしょう。