2017/04/24
北海道銀行で住宅ローンを組む場合について紹介します。
申込みの際にポイントとなるのが固定金利型と変動金利型のどちらを選ぶかです。固定期間型の中でも特約期間に差があるので、自分にあった期間を選択することが重要です。
支払いが始まってからは、繰上返済などを利用して利息を減らすことも可能です。
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目次
住宅ローン申込みの流れ
北海道銀行で住宅ローンを組む際は、近くの「道銀住宅ローンプラザ」を利用しましょう。
現在は大通、北二十四条、新さっぽろ、函館、旭川、帯広、釧路、苫小牧、千歳、小樽、室蘭、北見の12ヶ所にあります。相談だけでも受け付けています。
申込みの際は、運転免許証などの本人確認書類と源泉徴収票などの収入を確認できる書類、勤続年数を確認できる健康保険証などの書類が必要になります。
その他にも新築か中古か借り換えかなどによって必要な書類が変わってきます。
金利はどうなっている?
申込みの際決めることになるのがどのような金利を選ぶかです。
金利には「固定金利選択型」と、「全期間固定金利型」、「変動金利型」の3種類があります。「固定金利選択型」の中でも特約期間が3年のものと、10年のものに分かれます。
3年の方は年に金利0.70%で、特約期間終了後は全期間に渡り基準金利より年1.5%引き下げ、特約期間10年の方は金利1.05%で期間終了後は全期間基準金利より年1.5%引き下げとなっています。
そして「全期間固定金利型」を選んだ場合は2段階金利となり、最初の10年間は年に金利1.60%、11年目以降は年2.25%となります。「変動金利型」の場合は金利が定まっていません。
固定金利とは
「固定金利」とは何かというと、一定の期間金利を固定するという特約をつけたものです。
プランによって特約期間の長さが変わりますが、期間中は固定された一定の金利のまま利用することができます。
特約期間が終了した後は、また改めて固定金利プランを選ぶか、変動金利に移ることになります。対して、その時々の金利情勢によって定期的に適用利率が変動するものを「変動金利」と呼びます。
情勢的に金利が低い場合は変動金利の方が得ですが、住宅ローンのように長い期間払うものは固定金利のほうがリスクを防げます。万が一金利が大幅に上がってしまえば、返済に行き詰まり生活の破綻にもつながるので、なるべくなら固定金利を選びましょう。
条件を変更したい場合は
途中で条件を変更したくなったときも、手数料0円で行えるので安心です。
固定金利から変動金利へ変更する際は、特約期間が終了するまで待ってからになります。特約期間中に変更することはできません。変動金利型から移行する際は、毎月の返済の際に行えます。
金利変更はインターネットからでも手軽に手続きできます。
繰上返済したいとき
お金に余裕がある場合は、繰上返済すると利息を減らせてお得です。
繰上返済とは、月々の返済とは別に借入金の一部または全額をまとめて返済することで、元本部分が減らせるので借入期間が短縮され、そのとき払う予定だった利息を節約できるというシステムです。
残ったお金の一部を払いたい場合と、全額払い切りたい場合のそれぞれの返済方法を紹介します。
一部繰上返済の場合
北海道銀行で一部繰上返済の手続きをしたいときは、事前の申し込み手続きが必要になります。
実施日は毎月の返済日と同日になるので、返済日の前までには窓口に行っておきましょう。手数料無しで行うことができ、インターネットからの手続きも可能です。
ただ、住宅取得等特別控除を受けている場合は一部繰り上げ返済を行うことにより、当初借入日から最終期日までの返済期間が10年未満になってしまうと、当該控除が受けられなくなる恐れもあるので注意してください。
全額繰上返済の場合
全額繰上返済は、毎月の返済日に関係なくいつでも行なえます。希望日の10営業日前までに取扱店に出向いて申し込みましょう。ただし、手数料が32,400円かかるので注意が必要です。また、抵当権の抹消登記が必要になり、登記費用は自己負担となります。
リスクの少ない返済を
住宅ローンを組む際にはさまざまな借り方が選べますが、長い期間払うものだけに、なるべくリスクを少なくすることが大切です。支払いの際には繰上返済などのシステムを有効利用して、お得に返済していきましょう。