注目の外貨預金は北海道銀行でも行えます

外貨預金とは外国の通貨で預ける預金のことをいいます。国債などにより日本円に不安があることや、金利が低いことを理由に、外貨預金をする人はだんだん増えていっています。

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外貨預金とは

外貨預金は日本円を外貨に交換するなどして外貨建てで行う預金です。

日本でお金を預けていても、金利は普通預金の場合なら0.01~0.1％、定期預金でも0.02~0.5％ととても低いため利息は期待できません。

しかし外国は日本に比べて金利が高い傾向にあるので、利益を出せる可能性があるのです。また、為替によって大きな差益を得られる可能性もあり、注目を集めています。

外貨預金を行うメリット

外貨預金には色々なメリットがありますが、その一つはリスクを分散できることです。

持っているのが円建ての資産だけだと、万が一日本が破綻した場合に、全て価値がなくなってしまいます。

そんな時でも外貨を持っていれば価値を残すことができ、保険になります。また、金利が高い銀行に預ければ高い利息が期待でき、為替差益による収入が入る可能性もあります。

日本よりも金利が高い

外国だと日本の金利よりも高いことがよくあります。

米ドルやユーロは日本と同じく低金利ですが、豪ドルだと普通預金で1％前後、定期預金だと2.5％程の金利がつく銀行もあります。日本円で貯めておくよりもずっと高い利息が期待できるのです。

為替レートによる差益

もう一つが期待できるのが、為替による差益です。為替レートが預入れ時より円安になり、円に払い戻したとき利益が得られることを為替差益、為替レートが預入れ時より円高になり円に払い戻すと損失が生じる状態のことを為替差損といいます。

1ドル100円のときに100万円預け入れをして、その後1ドル120円に上がったら、預けたお金は120万円になり利益が出ます。逆に1ドル80円に下がったら、預け入れた100万円は80万円になり損をすることになります。リスクはありますが、うまく行けば大きな利益を出せる可能性もあるため、注目度が高まっています。

外貨預金のデメリット

外貨預金にはいくつかのリスクもあります。まずは預け入れや引き出しの際に為替手数料がかかることです。北海道銀行の場合は1米ドルあたり1円、1ユーロあたり1円50銭、1豪・NZドルあたり2円、1英ポンドあたり4円かかります。

為替相場に変動がない場合でも手数料がかかる分マイナスになる可能性があることに注意してください。そして、円高になったときには資産の価値が下がってしまうというリスクもあります。

途中で円の価値が上がったときには、大きな損害を受けることもあるので注意しましょう。外貨預金をする際は、当面使う予定のない余裕資金を使うと安心です。

玉手箱でリスク回避

北海道銀行では、リスクを抑えられる「玉手箱」というプランを行っています。

「玉手箱」とは、判定日（満期日2営業日前の東京時間午後3時）の為替相場により満期日に円償還となる特約をつけた外貨定期預金です。判定日の為替相場があらかじめ定めた為替水準よりも円安の場合、「円転特約相場」で外貨元利金を円貨に戻して受け取ることができます。

判定相場よりも円高の場合には外貨のまま受け取れます。外貨預金を始めてみたいけれど、リスクが不安という方はぜひ玉手箱を利用してみましょう。

人気の外貨

いちばん人気の外貨は米ドルですが、オーストラリアドル、ユーロ、イギリスのポンド、アフリカのランド、NZドル、人民元、ブラジルレアル、トルコリラなども人気が高くなっています。

一番人気は米ドル

最も人気が高いのは、アメリカのドルです。馴染みが深く、世界基準となっているため、多くの人が外貨預金に米ドルを選んでいます。海外旅行で現金として使いやすいというメリットもあります。

第二の基準通貨ユーロ

EU加盟国の多くで流通しているユーロは、米ドルに次いで第二の基準通貨となっています。以前はユーロの価値はこれから高くなっていくと言われていましたが、イギリスの離脱をはじめとしたさまざまな問題で下落が心配されています。

金利が高い豪ドル

その他にも人気が高いのはオーストラリアのドルです。オーストラリアは金や銅、天然ガス、鉄鉱石の資源国であるため、豪ドルは資源価格の動向に大きく影響を受けます。しかし金利が高いため多くの人に利用されている外貨です。

資源価格に大きな影響を受ける南アフリカランド

南アフリカのランドも高金利で人気が高い外貨です。金やダイヤモンドなどの資源価格に大きな影響を受け、結び付きが強いヨーロッパの情勢にも左右されるのが特徴です。ただ、最近は下落傾向にあるので注意が必要です。

リスクを抑えて外貨預金を

外貨預金にはリスクもありますが、他の投資よりも手軽にでき、円の価値が下がったときの保険にもなるので注目されている預金方法です。生活に影響がでないように余裕資金の範囲内で行ったり、北海道銀行の玉手箱を利用したりするなどしてリスクを抑えながらチャレンジしてみましょう。