2017/04/24
普通預金はいつでも預け入れをすることができるので一般に馴染み深い預金方法です。自由度が高く使いやすいですが、金利が低いというデメリットもあります。
また、預けているお金は一定の金額までなら銀行が経営破綻したとしても保証してくれますが、それ以上になると全額保証されるとは限らないので気をつけましょう。
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目次
普通預金とは
普通預金はいつでも振り込みや引き出しができる預金で、自由度の高さから一般的に利用されています。
また、多くの銀行がコンビニATMと提携しているので、全国どこにいてもお金を引き出すことができるのもメリットです。
普通預金はペイオフ対象になっており、万が一銀行が破綻しても預金保険機構により、1000万円までの元本とその利息が保護されます。ただ、預金額が1000万円以上の場合は保証がされないので注意が必要です。
預金額が大きい場合は、利息がつかない代わりにもしものときでも全額保護される決済用普通預金(無利息普通預金)にするか、いくつかの銀行に分けて預けましょう。
デメリットとしては、ほかの金融商品と比べて金利が低めなことがあります。ほとんどの場合、普通預金の金利は0.001~0.02ほどです。出し入れが自由なため、銀行側にとって流動性が高い資産となり、融資のための資金や運用資金として利用しにくくなります。
そのため一定期間まとまった資金として運用できる定期預金と比べて金利が低くなってしまうのです。
銀行が破綻した際に適用されるペイオフ制度とは
ペイオフとは、金融機関が破綻した際に口座を持つ預金者一人につき1000万円までの元本と利息を保証する制度を指します。
1000万を超える額については破綻した金融機関の財務状況に応じて弁済金や配当金が支払われることになります。
昔は預金者保護法のもと、預金先の金融機関が破綻したとしても預金の全額が保証されていましたが、1996年に預金者保護法が改正されて、2002年に適用されてからは保護される金額に上限がつきました。預金が1000万円以上ある人は注意しましょう。
北海道銀行の普通預金
北海道銀行の普通預金でも給与や年金の受け取り、公共料金などの自動支払いを行えます。
自動受取サービスでは、毎月の給料のほかに年金や配当金などの受取が一度の手続きで行えます。自動支払サービスでは、電話、電気、ガス、水道、NHK受信料、その他クレジット代金、ローン返済金、自動積立などの引き落としなどが可能です。
無利息普通預金
預金額が多い人には無利息普通預金がおすすめです。
普通預金と同じく出し入れ自由で、給与や年金の受け取り、公共料金の自動支払などが行なえますが、利息はつきません。その代わり、普通預金では保証されない1000万円以上のお金も全額保護されます。
1000万円以上預金があるけれど口座の数を増やしたくない方は無利息預金を使用すると安心です。
道銀Web専用口座
道銀Web専用口座(スマートLeaf)では、普通預金と総合口座(普通預金・定期預金)が開けます。
無利息普通預金は扱っていません。通帳が発行されないので、キャッシュカードを利用して道銀ATMやコンビニATMから引き出しや振込を行うことにます。
記帳や繰越のために来店したり、通帳を管理したりするのが面倒だという人におすすめです。残高照会や入出金取引明細照会、振り込み、振替、定期預金などの取引は道銀ダイレクトサービスから行うことができます。
障害者等が利用できるマル優制度
遺族年金受給者や、身体障害者を対象にした「マル優」という制度があります。
正式名称は「障害者等に少額預金の利子所得等の非課税制度」といい、1人につき元本350万円までに対する利子が非課税となります。
制度を利用するためには最初の預け入れをする日までに「非課税貯蓄申告書」を銀行に提出しなければなりません。その際に年金証書や身体障害者手帳などの確認書類を提出する必要があります。
北海道銀行の普通預金でもマル優の取扱ができるので、該当する方は申し出ましょう。
新規口座開設には北海道銀行を
普通預金は金利こそ低いですが、自由に出し入れできて給料や光熱費など生活に関わるお金全般の取引が可能なので一般的に利用されている預金です。
北海道銀行では通常の普通預金はもちろん、Web専用口座スマートLeafという商品も扱っているので、新しく口座を開く際はぜひ利用してみましょう。