2017/04/24
教育にかかるお金で悩んでいるなら、教育ローンがおすすめです。入学金や授業料はもちろん、家を離れる際のアパートや下宿への入居費、海外留学費用などにも使うことができます。
奨学金との違いや、北海道銀行で教育ローンを組む場合のやり方などを解説します。
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目次
教育ローンとは
教育ローンとは、教育関係の用途に限り使うことができるローンのことを指します。
保護者が申し込むことになるので、返済義務があるのは保護者となります。銀行や信託会社などさまざまな金融機関で取り扱っています。
教育ローンの用途には、受験料や入学金、予備校や塾などの受講費用、授業料、教科書代、通学のための交通費、一人暮らしをする際の家賃や生活費、部活の遠征や合宿費、留学費用、資格会得のための費用などがあります。教育ローンは申込後、最短2週間で借り入れできます。
ただ、入学前の期間は申込みが殺到するため、審査期間が長引きがちです。また、審査に通らないこともあるので、合格通知が来る前に受験料を支払った段階で申し込みを終えておきましょう。
奨学金との違いは?
同じような借入れ制度に奨学金がありますが、いくつかの点で違いがあります。
奨学金は経済状況により進学が困難な学生を支援するための制度で、給付型と貸与型に分かれます。給付型の場合は返す必要がありません。貸与型の場合は卒業後に返済することになります。
教育ローンとは違って申込者は本人となるので、返済義務が発生するのも学生自身です。また、
教育ローンは銀行などで扱っていますが、奨学金の場合は日本学生支援機構をはじめ、都道府県や民間育英団体、各大学などで扱っています。そして、奨学金の場合は教育ローンと異なり、成績に関する基準が設けられています。
教育ローンと奨学金どっちがいいの?
教育ローンと奨学金、どちらを選ぶかは用途によって変わります。
入学金や前期の学費として使いたい場合には教育ローンが有効です。入学金も初年度前期の学費も3月中に振り込まなければなりませんが、奨学金は入学以降にしかもらえません。
しかし、教育ローンの場合はいつでも申し込みが可能で、入学の前に1年先の分までお金を借りることができます。ただ、奨学金の場合は、在学中は利息が発生せず、卒業後も利息が低めというメリットがあります。いつお金が必要なのかなどを参考に借入先を選びましょう。
北海道銀行で教育カードローンを組む場合
道銀教育カードローンでは10万円から最高1000万円まで利用することができます。
銀行へ来店することなく申込み・契約が可能です。インターネットで申し込むか、申込書を郵送・FAXで送ると、3営業日ほどで審査結果が送られてきます。その後、必要書類を送るか、窓口へ来店して手続きすれば契約が完了し、融資をしてもらえます。
仮審査方式
借りられるのかどうかすぐに確認したい場合は、仮審査方式をとりましょう。
まずはリトライサービスの内容を確認し、申込書や運転免許証の写しなどの必要書類を郵送またはFAXします。仮審査が行われ、回答が書類到着日の翌営業日に届きます。
その後、正式審査方式の流れになります。審査が通るか心配だという方は行ってみてください。
リトライサービスとは
北海道銀行には、マイカーローン、リフォームローン、教育ローン、ライフローンといった目的型ローンを利用する際に使える「リトライサービス」というものがあります。
道銀カード株式会社の1次保証審査に通らなかった場合は、株式会社オリエントコーポーションの2次保証審査を行います。2次審査は新たに申込書を書くことなく行えます。北海道銀行のローン審査に通らなかった場合でも、再度審査してもらうチャンスが増える便利なサービスとなっています。
困ったときに役立つ教育ローン
教育にかかる費用で困ったときに強い味方になってくれるのが教育ローンです。奨学金で対応しきれない入学金や初年度前期の学費などにも使えます。来店することなく契約できる点も便利です。学費に限らず、留学や一人暮らしのためのお金がないときにも、借り入れを検討してみてください。