2017/04/24
住宅に関するローンは住宅ローンだけでなく、アパートローンやリフォームローンなどもあります。
アパートローンは貸出用の物件を購入する人向け、リフォームローンは住宅の増改築をしたい人を対象にしたローンです。それぞれどのようなローンなのか紹介します。
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目次
アパートローンとは
アパートローンとは、アパートの貸主に向けたローンのことです。
建築や建設、購入費などに使います。上限金額は3億円前後と、ほかのローンに比べて大変高くなっています。住宅ローンと違う点は、本人が使う物件か、貸出用なのかです。
そして、住宅ローンの場合は審査基準として収入や職業の安定性といった本人の属性が重視されますが、アパートローンの場合は物件自体の事業性に重点を置いて審査されます。
住宅ローンは基本的に借り主の給料からお金が支払われると想定されていますが、アパートローンはそのアパートを貸し出して得られる家賃収入が返済財源だと考えられているからです。また、アパートローンの方が住宅ローンに比べて金利が高めになっています。
アパートローンの審査
アパートローンを審査する際は、家賃収入、物件の資産価値、借り手の収入などを考慮して判断します。まず一番重要なのが、財源となる家賃収入の金額です。
減価償却費や管理費、大規模修繕費、税金なども考慮に入れながら利益率を確認しています。次の物件の資産価値とは、土地や建物にどれくらいの価値があるかどうかです。
建物の築年数やリフォームの有無なども考慮に入れて判断します。ローンの返済が滞った場合に、担保としての価値があるかどうかが重要です。住宅ローンに比べて重要度が低いですが、借り手の収入や資産状況も審査基準に入ります。家賃収入が途絶えた場合にも対処できるか知るためです。3年分の源泉徴収票や確定申告の提出を求められることがあるので用意しておきましょう。
北海道銀行のアパートローン
北海道銀行のアパートローンは、最高3億円、最長35年まで利用が可能です。アパートの購入や増改築、他社からの借り換えなどさまざまな用途で使えます。また、団体信用生命保険にも入れるので、もしものときにも安心です。物件を担保として、原則保証人不要で借り入れできます。
リフォームローンとは
リフォームローンとは、住宅の改装や改築を行う際に利用するローンのことです。通常のローンよりも低金利で長期間借りられるというメリットがあります。
リフォームと言っても増設などをすると1000万円以上かかることもあり、一括で支払うのは難しい場合も多々あります。そんな時に便利なのがリフォームローンなのです。上限は500万円程であることが多く、借り方が無担保と有担保に分かれているのが特徴です。
有担保と無担保
担保があるかないかによってローンの条件は大きく変わります。担保がある場合は、低めの金利で高額の融資を受けることができます。ただ、保証料や手数料、抵当権設定登記などがかかり、手続きも複雑になります。大規模なリフォームに利用されることが多いようです。
無担保ローンの場合はもっと簡単に行うことができるので、規模が大きくないリフォームによく利用されています。審査が早く、保証料などを払う必要もありません。ただ、金利が高めで融資限度額も少なくなり、返済期間も短いのがデメリットです。
北海道銀行のリフォームローン
北海道銀行でもリフォームローンを扱っています。住宅の増改築や補修工事などにももちろん使えますが、エコリフォームなら金利が基準よりも0.5%引き下げられるので、さらにお得に借り入れできます。
ソーラーパネル設置、オール電化、バイオトイレ、ヒートポンプ式給湯などの資金として利用してみてください。
そして、500万円以下が上限であることが多いリフォームローンですが、北海道銀行は原則担保なしで1000万円まで借りられます。担保無しで契約したいけれど、500万円では足りないという方はぜひ行ってみましょう。
それぞれ便利なリフォームローンとアパートローン
アパートローンはアパートやマンションの経営をする際、リフォームローンは住宅の改装や補修する際に便利なローンです。これらのことでお金が必要になったときはぜひ利用してみましょう。審査基準や条件は、同じローンでもプランによって異なるので、一番適したものを選んでみてください。