2017/04/24
北海道銀行には、カードローンとフリーローンの二つのタイプのローンがあります。カードローンが「ラピッド」で、フリーローンの方が「道銀ベストフリーローン」です。今回は、それぞれの違いを紹介します。
申し込みや借り入れ、返済などに関して、比較していきます。また、それらの違いを踏まえた上で総合的に考察し、どちらがおすすめなのかについても以下で記述していきます。
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目次
北海道銀行のカードローンとフリーローンの違いは、借り入れのスタイル
北海道銀行のカードローン「ラピッド」とフリーローン「道銀ベストフリーローン」の最も大きな違いは、借り入れのシステムです。以下で、双方の申し込み方法と共に詳しく紹介します。
「ラピッド」と「道銀ベストフリーローン」、両者の申し込み方法
どちらも申し込みの際に来店は不要で、インターネットで便利に済ますことができます。
ただ、申し込みの条件に少し違いが見られます。どちらも会社員を始め、パートやアルバイトの方でも利用できますが、「道銀ベストフリーローン」は20歳以上65歳未満であるのに対し、「ラピッド」は20歳以上75歳未満となっています。年齢の許容範囲において違いが見られます。
「ラピッド」と「道銀ベストフリーローン」、両者の借り入れシステム
前述した通り、「ラピッド」と「道銀ベストフリーローン」におけるもっとも大きな差異は、その借り入れスタイルです。「道銀ベストフリーローン」での借り入れは、融資枠(限度額は300万円)の全額を借り入れ、それを返済するだけというシステムです。繰り返し借りることができず、もし再度借りたい場合はもう一度申し込みを行い、審査を受ける必要があります。
対し、「ラピッド」での借り入れは、限度額の範囲内であれば何度でも借りる事のできるシステムです。仮に限度額いっぱいに使っても、返済した分は再び借りられます。
おすすめはカードローン「ラピッド」
「ラピッド」と「道銀ベストフリーローン」の違いを踏まえた上で、おすすめはカードローンである「ラピッド」です。理由は、その利便性にあります。
「ラピッド」の利便性
「ラピッド」の利便性は、やはり必要なときにすぐ借りられるところにあります。一度契約してしまえば、ATMを使って自由に引き出すことができます。「道銀ベストフリーローン」が繰り返し借りる際に、再度審査を受けなければいけない手間を考えると、「ラピッド」の利便性は魅力的です。
おすすめの「ラピッド」には、利便性ゆえの怖さもある
おすすめは、「ラピッド」です。しかし、そのメリットである利便性に怖さがある事も忘れてはいけません。フリーローンに比べ、契約後は手軽にお金を引き出せるので、どうしても無駄な出費が増えてしまいがちです。
例えば、10万円で大丈夫なところを、軽い気持ちで限度額の30万円まで借りてしまい、余分なお金を財布に入れてしまい、無駄なものに出費をしてしまうケースが見受けられます。確かに便利なのですが、その分借りる事に対し麻痺していき、気付いたら多額の借金を背負っていたという事になりかねないのです。
それに対し、「道銀ベストフリーローン」はそのリスクを軽減できます。反復利用の際に、再度審査を受けなければならない手間があるので、余計な借金を繰り返す危険性も「ラピッド」よりは低いと考えられます。
短期的にまとまったお金が必要な場合は、便利だと言えます。反復利用はしづらいですが、利用者の要望によってはさほど欠点が多いというわけではありません。
むしろ、借金を終わらせたいと考えるなら、フリーローンはおすすめです。他社からの借り入れが存在する場合も複数の借り入れを一つにし、返済しやすくするおまとめローンと併用して効率的に返済できます。利息の面でもその事は言えます。借入額の残高が減れば、月ごとの利息を軽減できます。そのため、余裕を持った返済ができるはずです。
以上書いてきましたが、あくまでおすすめはカードローンである「ラピッド」です。一般的な利用を考えると、利便性は欠かせません。
しかし、最後はその人次第という事になりそうです。
借金の完済を直近で考えている人にとって、利便性はあまり必要ではないでしょう。また初回の限度額にも注目しておきたいです。
往々にして、カードローンは繰り返し利用できるため、初回の限度額はさほど高くないです。対し、「道銀ベストフリーローン」を含むフリーローンは、繰り返し利用ができないので、審査次第でカードローンよりも多く初回に借り入れることができます。計画性を含めた自己管理能力をしっかり持っていれば、「ラピッド」の様なカードローンはおすすめできます。あくまで、ご利用は計画的にという事です。
まとめ
北海道銀行のフリーローンとカードローンを比べた結果、借り入れのスタイルと年齢の限度に違いがあり、それ以外に大きな差異は見られませんでした。
どちらも職種や申し込みの手続きに自由が利き、比較的便利であるように感じます。
そして、両者を比べた上で、おすすめも紹介させていただきました。結論的には利便性のあるカードローンをおすすめとしましたが、最終的には人によりけりです。自分に合った方を見つけるのがやはりベストだと思います。
自分で分からない場合は、コールセンターに問い合わせてみてもいいかもしれません。自分の職種や年収などを伝えれば、どちらがおすすめか丁寧に教えてくれるでしょう。返済の計画を立てた上で、どちらか決断する際に今回の記事が役に立てば幸いです。