2017/04/24
カードローンを利用する際において、他社から借入があっても利用できるのかどうかは、最も気になる事の一つですよね。今回は、北海道銀行カードローン「ラピッド」に沿って考えます。借入があっても利用できるのか、その場合の条件なども含め、以下で紹介していきます。
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目次
基本的に他社から借り入れがある場合でも利用可能
借り入れを行う場合、他社からの借り入れ状況、それに加え年齢や婚約の有無などが総合的に審査されます。そのため、一口に他社からの借入状況だけで、審査の合否は語れません。
しかし、他社からの借り入れがある場合でも、もちろん限度はありますが、一般的に審査には通ります。以下でその範囲について詳しく書いていきます。
他社からの借り入れは3社以内が目安
他社からの借り入れがある場合でも、基本的に審査には通ります。しかし、その限度の目安となるのが、3社です。他社からの借入件数が3社以内であれば、「ラピッド」を含めた銀行や大手消費者金融から借り入れできる可能性が高いです。
もちろん、借入額によるところもあるのですが、基本は3社です。
他社からの借入は年収の3分の1が目安
先程、借入額について触れましたが、その限度の目安は年収の3分の1だと言われます。しかし、「ラピッド」を含む銀行のカードローンは、年収の3分の1以上を借り入れできる場合が多いです。
なぜなら、銀行は賃金業者ではないからです。
消費者金融や販売会社などは賃金業者にあたるため、総量規制というものが適用されます。対し、銀行に総量規制は適用されません。つまり、「ラピッド」を含む銀行のカードローンならば、年収の3分の1以上借り入れることも可能です。既に、他社から3分の1以上借り入れているという方は、「ラピッド」に申し込みをしてみてはいかがですか。
他社からの借り入れは件数を最小に
先程他社からの借り入れは3件以内と記述しました。しかし、当然少ないに越したことはありません。借入額も気にする必要はありますが、他社からの借入件数はそれ以上に注意が必要です。なぜなら、同額を借り入れている場合、件数が決め手になることがあるからです。
例えば、あなたが1社から90万円借りている場合と3社から30万ずつ借りている場合を考えてみてください。どちらが審査において有利だと思いますか。
正解は、前者です。
理由は、それぞれ1社からいくら借り入れているかを考えると明白です。1社から90万借り入れている人と、1社から20万借り入れている人。こう比べてみると、明らかに1社から90万円借りることに成功している前者の方が信用度が高いはずです。
以上の事からも分かる通り、他社からの借り入れの際には件数に注意が必要です。まして、「ラピッド」の場合、総量規制がないため、特に借入額より件数を気にした方がいいと言えます。
しかし、新たに借り入れを考えていて、すでに複数の会社から借り入れをしてしまっている場合もあると思います。その場合には、良い方法があります。
それがおまとめローンです。
複数社から借り入れしている借金を一つにまとめる方法です。特に急ぎでお金が必要ではないという場合、おまとめローンを利用してから申し込みしてもいいかもしれません。
過去の利用実績にも注意
ここまで、他社からの借入件数やその額について焦点を当ててきました。実際、「ラピッド」で聞かれるのも、その二つです。もちろんこれらが審査において重視されるのですが、実際はこれだけで審査しているわけではありません。
会社の方で、クレジットカードやローンの利用実績をそれを管理している機関へ問い合わせている場合がほとんどです。過去にどれくらいの金額を借り入れていて、それをどのように返済してきたのかという事を確認するためです。
例えば、返済を長期間延滞していたり、債務整理の実績があると、審査に通るのが難しくなることがあります。申告する内容だけでなく、他社での取引実績にも注意が必要です。他者からの借り入れがある場合は、優良な取引を行うように心がけておきましょう。
借り入れする際の審査方法
借り入れの申し込みの前に、簡単に審査の合否を確かめることができます。
「ラピッド」のホームページに、3項目の入力で借り入れが可能か分かる3秒審査というものがあります。入力するのは、年齢と性別・独身か結婚か、加えて他社からの借入件数と額について答える借り入れ状況についてです。
ちなみに、他社の借り入れ状況はクレジットカードでのショッピング、銀行カードローン、住宅ローン、自動車ローンを除く借入先(キャッシング)の中で答えます。自分の借入先がそれらに該当しているかどうか不安な人は、コールセンターに電話してみるのが良いでしょう。丁寧なスタッフの方々なので安心です。
まとめ
ここまで説明してきたとおり、北海道銀行カードローン「ラピッド」では他社から借り入れがある場合でも、基本的に利用できます。しかし、あくまで審査があるので、そこを通過しなければ意味がありません。
つまり、許容範囲内でなくてはならないのです。借入件数を減らしたり、優良な取引実績を積んだり、正確な情報を申告したり、などできることは限られていますが、どれも非常に大事です。そして何より、借り入れは無理のない範囲で利用しましょう。