2017/04/24
北海道銀行カードローン「ラピッド」では、借入残高に応じて毎月の約定返済額は変動します。
約定返済とは毎月決まった返済日までに行わなくてはならない返済のことで、返済日に遅れた場合、遅延損害金が発生し、信用情報に延滞した記録も残るので要注意です。
そのため返済額が足りなかった…という事態にならないためにも、毎月の返済日前には約定返済額を必ず確認するようにしましょう。
このページでは北海道銀行カードローン「ラピッド」の、毎月の約定返済額や返済額が決まる仕組みを解説していきます。
北海道銀行カードローン「ラピッド」の返済に関する記事はこちら。
⇒北海道銀行カードローン「ラピッド」の返済を延滞してしまったときの対処方法
※本ページにはPRが含まれます。
目次
北海道銀行カードローン「ラピッド」の約定返済額は借入残高に応じて変動
北海道銀行カードローン「ラピッド」の約定返済額は、毎月の返済日時点での借り入れ残高に応じて変動します。
また契約した限度額が400万円を超えているかどうかで返済額は変動するので注意しましょう。
以下は限度額400万円以下の場合と、限度額が400万円を超える場合の、借入残高ごとの返済額をまとめた表です。
限度額400万円以下の場合
借入残高 | 返済額 |
---|---|
10万円以下 | 2000円 |
10万円~20万円 | 4000円 |
20万円~30万円 | 6000円 |
以降10万円ごとに | 2000円ずつ追加 |
限度額400万円以下の場合、最低返済額は2000円からとなっており、10万円ごとに2000円ずつ返済額は高くなっていきます。
50万円借りた段階で毎月10000円、100万円借りた段階で毎月2万円支払うことになるので、借りすぎには注意しましょう。
限度額400万円超の場合
借入残高 | 返済額 |
10万円以下 | 1000円 |
10万円~20万円 | 2000円 |
20万円~30万円 | 3000円 |
以降10万円ごとに | 1000円ずつ追加 |
限度額が400万円を超えると、基準金利も低くなるので、毎月の返済額も1000円からとなります。
また10万円ごとに1000円ずつしか返済額も増えないので、毎月の返済を楽に終わらせることができます。
しかし返済額が低ければ、返済期間も長くなり、結果的に発生する利息も高くなるので、お金に余裕があるときには積極的に追加返済を進めていきましょう。
毎月の返済額の内訳
カードローンでは利息が発生するので、返済した分の全額が元金から引かれるわけではありません。
返済額分からまずは利息が引かれ、その次に借り入れ元本の順番で返済に充当されます。
たとえば10万円を金利14.95%で借りた場合、一か月で発生する利息は1228円です。
もし仮に最底返済額である2000円を支払ったとすると、元金からは772円しか引かれないことになります。
そのためカードローンを利用する際には、最低返済額だけでなく追加返済することが大切なのです。
毎月の返済は北海道銀行ATMか提携ATMから可能
北海道銀行カードローン「ラピッド」では、毎月の返済は北海道銀行のATMか提携ATMから行います。
自動引き落とし返済には対応していないのでご注意ください。
北海道銀行カードローン「ラピッド」の返済が行えるATMや、具体的な返済方法についてはこちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
ほとんどのカードローンが採用している約定返済
ほとんどの消費者金融や銀行が、約定返済方式を採用しています。
毎月指定された日に最低返済額が引き落とされる、あるいはコンビニATMなどを利用して入金するようになっています。
約定返済の額については、各金融機関がそれぞれ定めています。
北海道銀行カードローン「ラピッド」では、最低1000円からの約定返済額となっています。
約定返済に加えて、ほとんどのカードローンでは随時返済を受け付けています。
三井住友銀行カードローンでも他行でもほとんど同じ
各銀行によって約定返済額が定められています。
例えば、三井住友銀行カードローンでは、約定返済額が2000円からとなっています。
借入残高に応じて約定返済額が上がっていくのは、北海道銀行カードローン「ラピッド」と同じです。
まず返済額は利息分に充てられて、次に元金に充てられるのも同じです。
三井住友銀行カードローンでは「臨時返済」という呼び名になっていますが、好きな時に好きな金額を返済に充てることができる点も、ラピッドと同様です。
余裕があるときにいつでも返済できますし、そうすることによって完済に向かっていけます。
三井住友銀行カードローンの詳細情報はこちら。
約定返済を軽く見るべきではない
借りることに満足して、後は毎月の返済を渋々行っていくという場合も少なくありません。
約定返済は利用者への負担が少なく、毎月無理のないペースで返済していけるようになっている意味では便利です。
ただし、いくら金額が少ないとはいえこれらの金額は絶対に返済しなければならない金額です。
特に指定された日までに入金する場合は、期日を守らないと延滞利息が発生します。
延滞利息が発生すると、元金と利息負担分に加えて新たな負担が増えるので、その分だけ返済期間が長くなってしまいます。
延滞してしまうと負担が増えるだけではなく、信用情報に傷がついてしまうこともあります。
そうなると新たな借り入れの際に審査落ちしたり、増額融資の申し込みをしても通らなくなってしまいます。
北海道銀行カードローン「ラピッド」の約定返済を軽く見ることなく、確実に返済してください。
また多くの場合、約定返済と随時返済を組み合わせることが大切です。
ベースとなる金額に加えて、できるだけ金利負担を少なくするためにできることを行ってください。
返済の点で疑問に思うことは、その都度北海道銀行に問い合わせることができます。
まとめ
北海道銀行カードローン「ラピッド」の約定返済額は、毎月1000円からとなっています。
借入残高に応じて約定返済額が増えていきます。
この最低返済額と随時返済を組み合わせることが大切です。