2017/04/24
カードローンが突然使えなくなったときには、必ず原因があります。
一番多いのがうっかり返済を忘れていて、延滞状態になっているケースです。
カードローンは返済を延滞している間は使えなくなるので注意しなければなりません。
また他社から新たに借り入れをして、総量規制に引っ掛かったときにもカードローンは利用できなくなります。
このようにカードローンが突然使えなくなる理由は様々です。
この記事ではカードローンが使えなくなる理由をまとめているので、該当するケースがないか確認してみてください。
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目次
カードローンの返済を延滞している場合
記事の冒頭でも書きましたが、カードローンは返済を延滞している間、新たに融資を受けることはできません。
基本的に返済を行えれば融資を受けられるようになるので、早めに約定返済を済ませることをおすすめします。
ただし長期間延滞した場合、契約が解除され融資が受けられなくなる可能性もあります。
カードローンの返済を延滞しそうなときには、あらかじめ借り入れ先へと相談をして、改めて返済日を約束しておくことをおすすめします。
また返済を延滞してしまうと、カードローンが利用できないだけでなく、様々なデメリットがあるので注意しましょう。
返済を延滞した際のデメリット
遅延損害金が発生する
カードローンの返済を延滞すると遅延損害金が発生してしまいます。
遅延損害金とは延滞した分に追加される利息のことで、年率〇%といった形で設定されています。
延滞している間、日割りで遅延損害金は発生していくので、一日でも早く返済することが大切なのです。
金融機関によって遅延損害金の年率は異なりますが、大手消費者金融であれば年率20.0%で設定している業者が多いようです。
信用情報に傷がつく
カードローンの返済を延滞していると、信用情報にも傷がついてしまいます。
信用情報とは金融機関で共有されている個人情報のことで、過去に利用してきたローンなどの記録が保存されています。
延滞した場合、信用情報に記録が残ってしまうので、今後金融機関での審査も不利になってしまうのです。
信用情報は今後の生活にも大きく関わる重要なものなので、軽い気持ちで延滞をしないようにしましょう。
総量規制に引っ掛かっている場合
他社から新たに借り入れるなどして、総量規制に引っ掛かった場合、カードローンの利用が停止される可能性があります。
総量規制とは貸金業者からの過剰貸し付けを制限するルールで、貸金業者からの借り入れが年収の1/3を超えることを禁じています。
消費者金融などの貸金業者は、契約後も定期的に顧客の信用情報を確認しています。そのため他社からの借り入れによって、総量規制に引っ掛かってしまった場合、限度額に余裕があっても新たに融資は行われないのです。
もし総量規制が原因でカードローンを利用できなくなっているのであれば、借金を減らすか総量規制対象外のカードローンを利用するしかありません。
総量規制について詳しく知りたい、また総量規制対象外のカードローンを探している方は、こちらの記事をご覧ください。
⇒総量規制の対象となるカードローンと対象外となるカードローンの違い
限度額の上限まで借り入れしている場合
当然のことですが、契約時に設定した限度額の上限まで借りてしまえれば、追加で借り入れはできなくなります。
現状の限度額では足りないのであれば、カードローンの限度額を増額するしかありません。
限度額を増額する際には、再度審査を受けなければならず、審査に落ちれば限度額は増額されないのでご注意ください。
限度額の増額審査に通るコツなどはこちらの記事で解説しています。
⇒カードローンの借入限度額を増額させる方法!増額審査に通るコツ
利用期間中に限度額が減額されることもある
契約時の限度額上限まで達していなくても、利用期間中に限度額が減額されることもあるので注意しましょう。
たとえば転職して収入が減った場合など、限度額は減額される恐れがあります。
信用情報はあらゆる金融機関が共有しているので、年収が減ったという情報を他社の申し込みで書いてしまえれば、現在の借り入れ先にもその情報は共有されます。
消費者金融であれば年収が減れば総量規制に引っ掛かることもあるので、特に注意が必要です。
パスワードの入力ミスを何度もしている場合
カードローンは第三者の不正利用を止めるため、パスワードを何度も間違えると、本人確認が終わるまで利用できなくなります。
またネットキャッシングサービスのログイン画面でも、何度もログインに失敗していれば、利用が停止されることもあります。
心当たりのある方は一度借り入れ先の金融機関へ相談して、対処法を聞くようにしまっしょう。
自動契約機のある消費者金融であれば、自動契約機でパスワードの設定やカードの再発行を行うこともできます。
第三者が使っている可能性もあるので注意
また心当たりがないのに、パスワードの入力ミスでカードローンが使えないのであれば、第三者が不正利用しようとした可能性があります。
もし不正利用された形跡があれば、すぐに借り入れ先の金融機関へ相談して、パスワードの変更手続きなど行いましょう。
またローンカード自体を紛失したのであれば、早く利用停止してもらうように手続きを依頼しましょう。
契約が強制解除になっている場合
カードローンの利用期間中に契約が強制解除となっている場合、カードローンは利用できません。
また契約が強制解除となれば、信用情報に金融事故として記録され、他の金融機関からの借り入れできなくなります。
2カ月以上延滞したり、カードローンの規約に違反したりすると、契約が強制解除となる可能性があります。
一度事故情報が登録されると数年間記録が保存されるので気をつけましょう。
まとめ
急いでお金が必要なときに、突然カードローンが使えなくなると非常に困ります。
原因によってはすぐに使えるようにならないこともあるので、普段から利用できなくならないように注意しなければなりません。
この記事を読んでもカードローンが使えなくなった理由が分からないという方は、いったん借り入れ先の金融機関へと相談してみることをおすすめします。