2017/04/24
アイフルは1967年に大阪で創業された消費者金融です。
2009年には業績悪化から事業再生ADRを利用するまで追い込まれましたが、2015年には銀行からの融資を前倒しですべて返済するまで経営を立て直しました。
2017年は更なる業績回復が見込まれ、株価も大幅に上昇しています。
顧客サービスに力を入れており、初めてキャッシングを利用する方にもおすすめの消費者金融です。
ここからはアイフルのカードローンサービスの詳細情報を解説していきます。
※本ページにはPRが含まれます。
アイフル(カードローン)のスペック
契約極度額(限度額) | 1万円~500万円 |
---|---|
金利(実質年率) | 4.5%~18.0% |
遅延損害金 | 20.0% |
貸し付け条件 |
|
返済方式 | 借り入れ後残高スライド元利定額リボルビング返済方式 |
担保・保証人 | 不要 |
ここからはアイフルの審査や返済など、各項目に絞って詳細情報を解説していきます。
アイフルの金利
- 10万円を30日借りたときの利息は1479円
- 最初の30日間は無利息期間が適用
- 適用金利は審査結果に応じて変動
アイフルの金利の特徴は上記の3つにまとめることができます。
10万円を30日借りたときの利息は1479円
アイフの金利は年率4.5%~18.0%です。
上限金利が適用されたとしても、10万円借りたとして利息は1479円で済みます。
ただし借入額が大きくなると、利息もどんどん増えていくので借りすぎには注意しなければなりません。
たとえば、同じ金利で50万円借りた場合、毎月の利息は7397円まで膨れ上がります。
毎月1万円返済しても元金は2603円しか減らず、完済までに8年近くかかることになります。
くれぐれも借りすぎないように、計画的に利用しましょう。
ちなみに、カードローンの毎月の利息は以下のように計算できます。
10万円×0.18%÷365日×30日=1479円
金利の計算方法は、以下のページでまとめているので参考にしてみてください。
⇒カードローンの金利の仕組み・計算方法!
最初の30日間は無利息期間が適用
初めてアイフルを利用する方は、契約日から30日間は無利息となります。
そのため最初の1月で完済してしまえば、利息なしで利用することができます。
ただし契約日から日にちが経ってしまうと、無利息期間を無駄に消化してしまうのでご注意ください。
たとえば契約してから10日して初めて借り入れした場合、無利息期間は残りの20日間しか適用されません。
そのためなるべく契約日に借り入れできるように調整しておくことをおすすめします。
無利息期間について詳しくはこちらをご覧ください。
適用金利は審査結果に応じて変動
アイフルの公式サイトでは、限度額ごとの金利の目安は以下のように説明されています。
借り入れ残高 | 金利の目安 |
---|---|
100万円 | 年率18.0% |
100万円~300万円 | 年率15.0% |
300万円~500万円 | 年率12.0% |
しかしこれはあくまで目安で、審査の結果によってはさらに金利は低くなります。
上記で紹介されている目安は、限度額ごとの上限金利と考えていいでしょう。
一般的にカードローンの金利は、審査で評価が高い人ほど低くなっていきます。
高い金利が適用されてしまった方は、審査の評価が低いということなので、日ごろの利用から気をつけなければなりません。
アイフルの審査
- 大手消費者金融の中では審査が厳しくなっている
- 審査スピードは最短30分
- 急いでいる人専用のフリーダイヤルを用意
アイフルの審査は上記3つの特徴から解説していくことができます。
大手消費者金融の中では審査が厳しくなっている
アイフルは大手消費者金融の中では、審査がどんどん厳しくなっています。
2017年の2月に公表された新規申し込みの成約率では、数年ぶりにプロミスを下回ってしまいました。
元々プロミスは上限金利が17.8%と低かったので、審査基準は厳しくなっていました。上限金利18.0%のアイフルがプロミスの審査通過率を下回ったということは、かなり審査基準が厳しくなっていることが読み取れます。
業績が順調に伸びている分、優良顧客へターゲットを絞る方向に転換しているかもしれません。
しかし審査通過率は時期によって異なるので、申し込む前に最新情報を記録しておくことをおすすめします。
審査スピードは最短30分
アイフルは申し込みが終われば、最短30分で審査は終わります。
他の大手消費者金融でも審査には最短30分かかるので、遅いということはありません。
ただし申し込み内容に不備があったり、審査に問題があったりすると、審査に時間がかかってしまいます。
また申し込みが混雑しているときなども、審査に時間がかかってしまうので早めに申し込みは済ませておきましょう。
とくに午前中は前日深夜からの申し込みが立て込んでいるので、審査に時間がかかる傾向にあります。
急いでいる人専用のフリーダイヤルを用意
少しでも早く融資を受けたい方は、ネットから申し込んだあと、専用のフリーダイヤルへ電話することをおすすめします。
申し込み後にフリーダイヤルへと電話をすると、本人確認や契約内容の確認などを済ませることができます。
通常であればアイフルからかかってくるのを待たなくてはいけませんが、こちらから電話をすることで待ち時間を節約することができるのです。
急いでいる方用のフリーダイヤルは以下の通りです。
0120-337-137
アイフルの返済
- 約定返済は返済日の10日前から
- 返済方法は5種類
- 返済額は借入残高と返済方法に応じて変動
続いてアイフルの返済の3つの特徴を解説していきます。
約定返済は返済日の10日前から
アイフルの返済日は毎月決まった日に返済する「指定日返済」と、35日ごとに返済していく「サイクル制」があります。
返済日の10日前から約定返済期間が始まり、期間内に所定の金額を支払うことで、約定返済が認められます。
返済期間外でも随時返済できますが、別途で約定返済を行わなければ返済の延滞扱いとなるのでご注意ください。
返済方法は5種類
返済方法 | 手数料 | 追加返済 |
---|---|---|
振り込み | 必要 | 可能 |
アイフルATM | 不要 | 可能 |
コンビニATM返済 | 必要 | 可能 |
提携ATM返済 | 必要 | 可能 |
口座振替 | 不要 | 不可 |
アイフルでは5種類の返済方法が用意されています。
口座振替登録をしておけば、返済日を忘れることがないので安心です。
なおアイフル以外のATMで返済する場合、手数料が発生してしまうのでご注意ください。
最後にアイフルが利用できる提携ATMは以下の通りです。
- セブン銀行
- イオン銀行
- 三菱東京UFJ銀行
- 西日本シティ銀行
- ローソン
- イーネット
- 親和銀行
【借り入れのみ】
- 福岡銀行
- 熊本銀行
【返済のみ】
- ファミマ
- ロッピー
返済額は借入残高と返済方法に応じて変動
アイフルの返済額は借入残高と返済方法に応じて変動していきます。
基本的に借入残高ごとに返済額は設定されていますが、「サイクル制」か「約定日制」、どちらかで返済額は異なるのです。
借入残高と返済方法ごとの返済額は以下のように変動していきます。
借り入れ後残高 | サイクル制 | 約定返済 |
---|---|---|
1円~10万円 | 5000円 | 4000円 |
10万円~20万円 | 9000円 | 8000円 |
20万円~30万円 | 13,000円 | 11,000円 |
30万円~40万円 | 13,000円 | 11,000円 |
40万円~50万円 | 15,000円 | 13,000円 |
50万円~60万円 | 18,000円 | 15,000円 |
60万円~70万円 | 21,000円 | 18,000円 |
70万円~80万円 | 24,000円 | 21,000円 |
80万円~90万円 | 27,000円 | 23,000円 |
90万円~100万円 | 30,000円 | 26,000円 |
アイフルの会社情報
ここからはアイフルがどういった会社なのか説明していきます。
元々は個人経営の消費者金融としてスタート
アイフルは創業者である福田吉考が、個人経営として消費者金融を創業したのがスタートでした。
1967年から消費者金融を個人で始めた福田氏は、1978年に株式会社丸高を京都市に設立。会社として消費者金融サービスを展開させていきます。
その後、1982年には株式会社丸高が株式会社大朝などを吸収合併。アイフル株式会社へと商号を変えることになりました。
2000年には東京一部上場、2003年には経団連に加盟するなど、大手消費者金融の仲間入りを果たしたアイフルでしたが、2005年の騒動から徐々に業績を落としていくことになります。
2009年、事業再生ADRを利用し事業立て直しへ
2005年、アイフルの違法な取り立てが問題となり、財務省近畿財務局長から全店舗の業務停止命令を受けました。
それに伴いテレビCMも2カ月間自粛し、顧客からの信用を一気に失っていくことになりました。
また社会全体が消費者金融の規制に傾いており、貸金業法が改正され、過去の融資に対して過払い金の返還請求が認められるようになりました。
その結果、2006円には1万円台まであった株価が、2009年には100円以下にまで下落することになったのです。
アイフルは2009年、事業再生ADRを適用し、銀行から融資を受けて事業を立て直すことになりました。
2015年には金融支援を全額返済!株価も急上昇中
アイフルは貸金業法の改正以来、クリーンな経営をモットーとしており、顧客対応に力を入れ続けました。
アコムやプロミスなどが銀行グループ傘下となる中、アイフルは唯一の独立系の消費者金融として、順調に業績を伸ばしていったのです。
そうして2015年には銀行からの融資支援を前倒しで全額返済、現在では株価も順調に回復しています。
2000年代は様々な騒動がありましたが、現在ではユーザーファーストの消費者金融として生まれ変わりました。
アイフルの口コミ
最後にアイフルを実際に利用した人達の口コミを紹介していきます。
初めてのキャッシングでアイフルを利用したAさん
年齢 | 24歳 |
---|---|
性別 | 男性 |
職業 | 会社員 |
年収 | 240万円 |
希望限度額 | 30万円 |
実際の限度額 | 50万円 |
申し込みについて分からないことがあったので、相談したのですが対応が良かったので好印象でした。
消費者金融って怖いイメージがあったので、優しい女性の方が電話に出たのは意外でした。
そのまま電話で申し込みをしたのですが、大体5分ぐらいで終わったので簡単でしたね。ローンカードは申し込みから1週間ぐらいして届きました。本人でないと受け取れなかったので、独り暮らしでは土日しか受け取れないと思います。
てまいらずで申し込んだOさん
年齢 | 31歳 |
---|---|
性別 | 男性 |
職業 | 会社員 |
年収 | 350万円 |
希望限度額 | 10万円 |
実際の限度額 | 50万円 |
今すぐお金が必要だったんでアイフルの自動契約機を利用したのですが、てまいらずは電話しか置かれてなかったので驚きました。
電話はそのままオペレーターと繋がっていて、質問に答えていくことで申し込みできるようになっていました。
申し込みが終わればその場で審査結果を待って、審査が終わればすぐにカードが発行されるって流れでした。
何も頭を使わずに契約まで出来てしまったので、急いでいるときには助かりましたが、ちょっと怖いですよね。