ノーローンとは？金利や審査など詳細情報と会社情報のまとめ

ノーローンは元々消費者金融のシンキが運営していましたが、現在では新生銀行グループの新生銀行フィナンシャルが運営しています。

何度でも使える1週間の無利息期間が最大の特徴で、借り入れから1週間以内に完済できれば、利息をタダで返済することができます。

審査も最短20分と非常に早いので、急な出費で今すぐお金が必要という方におすすめです。

このページではノーローンがどういった消費者金融なのか、サービス内容や会社情報を細かく解説していきます。

※本ページにはPRが含まれます。

ノーローンのスペック

契約極度額（限度額）	1万円～300万円
金利（実質年率）	4.9％～18.0％
遅延損害金	20.0％
貸し付け条件	安定した収入のある方
返済方式	借入金額スライドリボルビング方式
担保・保証人	不要

ノーローンの金利・利息

• 金利は年率4.9％～18.0％と少し高め
• 完済するたびに1週間の無利息期間が適用
• 他社からの借り換えにおすすめ？

金利は年率4.9％～18.0％と少し高め

ノーローンの金利は年率4.9％～18.0％と、他の消費者金融と下限金利は比較すると若干高めです。

大手3社の金利と比較した表は以下の通りです。

プロミス	4.5％～17.8％
アコム	3.0％～18.0％
アイフル	4.5％～18.0％
フタバ	4.9％～18.0％

このように上限金利は平均的ですが、下限金利は高いので借入額が高くなると損です。

少額キャッシングにおすすめの消費者金融といえるでしょう。

完済するたびに1週間の無利息期間が適用

ノーローンでは完済するたびに、新たな借り入れ人には1週間の無利息期間が適用されます。

そのため給料日にちょっとお金を借りたいときでも、すぐに返済すれば利息はタダです。

ただし1週間の無利息期間は、1カ月に1度しか利用できないので注意しましょう。

他社からの借り換えにおすすめ？

ノーローンには何度も利用できる1週間の無利息期間があるので、他社からの借り換えにもおすすめです。

まずはノーローンへ借り換えをして1週間の無利息期間を利用し、その後元の借り入れ先から融資を受けて、ノーローンからの借り入れを返済。次の月にまたノーローンへ借り換えることで、再度無利息期間が適用されるのです。

これは大車輪と呼ばれ、一時期ノーローンを利用した借り換えが流行っていました。その結果、無利息期間は1カ月に1度しか適用されなくなったのです。

しかし月に1度になったからといって、お得であることには変わりません。返済が苦しくなってきた方は、ノーローンの活用を検討してみるといいでしょう。

ノーローンの審査基準・時間

• 審査通過率は大手より低い
• 収入があれば主婦・フリーターでも融資可能
• 9：00～20：30までであれば審査は最短20分

審査通過率は大手より低い

ノーローンの審査通過率は以下の表の通りです。

プロミス	42.5％
アコム	46.6％
アイフル	41.8％
ノーローン	19.6％※2016年12月

※プロミス・アコム・アイフルは2017年2月のデータ

このように大手3社と比べて審査通過率が低いので、審査基準は厳しいといえます。

何度も利用できる無利息期間がある分、信用の高い優良な顧客にしか融資は行わないように基準が設定されています。

そのため過去に返済の延滞をしたことがある方や、借り入れ件数が多すぎる方は審査に通らない可能性が高いのでご注意ください。

収入があれば主婦・フリーターでも融資可能

ノーローンの審査通過率は低いですが、年収や雇用形態に制限はありません。

フリーターや主婦の方でも、アルバイトやパートで収入があれば審査には通ります。

信用情報に傷がついていない方であれば、収入がある限り審査には通ると考えていいでしょう。

もちろん契約社員や派遣社員の方でも、継続した収入があれば審査には通ります。

9：00～20：30までであれば審査は最短20分

ノーローンは9：00～20：30までに申し込み手続きを済ませれば、最短20分で審査を終わらせることができます。

ただし振り込み融資を希望する場合、14：50までには契約手続きを済ませなければ融資が間に合わないので、14：00には申し込んでおくようにしましょう。

レイクの自動契約機でローンカードを発行するのであれば、夕方以降でも即日融資が可能です。

また楽天銀行の口座を持っていれば、夜間でも即座に振り込み融資を受けることが可能です。

ノーローンの返済日・返済額・返済方法

• 返済期日は都合に合わせて設定可能
• 限度額と借入残高に応じて金利は変動
• 返済方法は5種類用意

返済期日は都合に合わせて設定可能

ノーローンでは毎月の返済日は契約時に設定できます。

給料日などお金が入るタイミングに合わせて選ぶことができるので、楽に返済できます。

ただし契約時に決めた返済日を守らなければ、延滞扱いとなってしまうので忘れないようにしましょう。

毎月の返済額限度額と借入残高に応じて変動

ノーローンの毎月の返済額は、借り入れ限度額と借り入れ残高に応じて変動していきます。

借りすぎてしまうと毎月の返済額も高くなっていくので、借りすぎには注意しましょう。

毎月の返済額は以下の表のように変動していきます。

【借入限度額30万円以下の場合】

借り入れ後残高	借入額
10万円以下	4000円
10万円～20万円	8000円
20万円～30万円	12,000円

【借入限度額30万円～100万円の場合】

借り入れ後残高	借入額
10万円以下	3000円
10万円～20万円	6000円
20万円～30万円	9000円
30万円～40万円	12,000円
40万円～50万円	15,000円
50万円～60万円	18,000円
60万円～70万円	21,000円
70万円～80万円	24,000円
80万円～90万円	27,000円
90万円～100万円	30,000円

 

返済方法は5種類を用意

返済方法	土日	手数料	追加返済
リアルタイム返済	〇	無料	〇
コンビニ返済	〇	必要	〇
提携ATM返済	〇	必要	〇
振り込み返済	×	必要	〇
口座振替返済	×	不要	×

ノーローンの返済方法は上記の5種類用意されています。

24時間返済可能となるリアルタイム返済は、以下の金融機関でしか利用できないので確認しておきましょう。

• 三井住友銀行
• りそな銀行
• 楽天銀行
• ゆうちょ銀行

ノーローンってどんな会社？

ノーローンは新生パーソナルローン株式会社が運営する消費者金融のブランド名です。

新生銀行フィナンシャルの前は、シンキ株式会社が運営しており、1954年に兵庫県で創立されました。

元々シンキ株式会社は西日本に拠点を置いていましたが、徐々に東日本へも勢力を伸ばしていき、今では関東を中心に全国で融資を行っています。

創立時は「信起商事株式会社」と名乗っており、1984年にはシンキ株式会社へ社名を変更。

1週間無利息という独自のサービスであるノーローンを打ち出し、どんどん業績を伸ばしていました。

シンキ株式会社から新生フィナンシャルの消費者金融へ

シンキ株式会社は2002年に新生銀行と業務提携しました。

しかし2009年ごろから貸金業法の改正によって業績が悪化し、新生銀行がTOBによって株式の100％取得。新生銀行グループの支配下となりました。

その後、新生フィナンシャル株式会社の完全子会社となり、ノーローンは新生フィナンシャルが運営することになったのです。

ノーローンはどうやって生まれた？

ノーローンは、「想像のつかない商品」を作ろうという現場の声から、生まれた金融サービスでした。

そこで利息を取らないローンはどうだろうという話になり、何度でも1週間無利息となるサービスが作られることになりました。

客が財布を忘れてしまったときのことを考え、契約書の印紙代やローンカードの発行手数料もすべて無料に。

すぐに返せば完全に利息のかからないキャッシングサービスとなったのです。

利益を度外視して作られたノーローンは、その後シンキ株式会社の名を世間に広くとどろかせました。

ノーローンを利用した人たちの口コミ

最後に実際にノーローンを利用した人たちの口コミを解説していきます。

無利息期間内に賢く完済したTさん

年齢	35歳
性別	男性
職業	会社員
年収	350万円
希望限度額	20万円
実際の限度額	20万円

給料日まであと3日しかなかったので、利息がタダになるノーローンを利用しました。手数料など一切かからず、給料日に一万円返済すれば利息も0円で済みました。毎月1回は無利息期間を使えるので、今でも給料日前には使わせてもらっています。

楽天銀行で振り込み融資を受けたOさん

年齢	28歳
性別	女性
職業	会社員
年収	280万円
希望限度額	30万円
実際の限度額	30万円

普段から楽天銀行を使っていたので、24時間振り込み融資を受けることができるというのは助かりました。手数料もかからないので、楽天銀行を使っている人はお得だと思います。クレカの支払いなど口座残高が足りないときによく利用しています。